ソラストの口コミや評判

ソラストは東京都港区に本社を置く介護事業者です。1965年に創業して以来、介護事業を始め教育事業や医療関連の受託事業などを営んできました。その結果、医療拠点33か所、介護事業所663か所、保育所66か所を運営するまでに規模を拡大させました。今回は介護事業のソラストの特徴や福祉用語のレンタル事業などについて解説します。

「あしたを元気に」がスローガンの介護事業を展開

ソラストは医療事務教育機関として創業した会社です。その後、医療事務の受託業務や病院経営のコンサルタントとして事業を拡大し、1992年にジャスダックに株式を公開するまでに拡大します。介護事業に本格的に乗り出したのは1999年です。その前年からホームヘルパー養成講座を開設していましたが、訪問介護・居宅介護・デイサービス・有料老人ホームの開設など介護事業者としてのノウハウを積み重ねました。

ソラストが目指すのは高い技術を持つ「介護のプロ」の育成です。介護施設の職員に向けた研修を充実させ、技術レベルの向上に努めています。それと同時に「接遇のプロ」としての研修も行っています。介護サービスを利用する人と身近に接する介護職員だからこそ、接遇面の技術も向上させたいと考えているからです。

さらに、介護現場のITC化にもつとめています。介護記録をコンピュータ上に保存することやサービス利用者の体温測定、寝返り時の見守りをセンサーで感知させるシステムの導入など、職員の負担を軽減しつつ介護サービスの質を向上させようと努めています。

身体の状態やご要望に合わせてトータルケアを提供

ソラストは住み慣れた地域で充実した介護サービスが受けられる「地域トータルケア」を目指しています。地域トータルケアとは高齢者の生活圏の中にある複数の介護拠点でサービスが受けられる仕組みです。想定されるサービスはデイサービス、グループホーム、訪問介護、居宅介護支援などです。医療との連携やサ高住、ショートステイなどのサービスとの連携も想定されています。

このような構想が生まれる背景にはソラストが荒廃な介護サービスを提供していることがあります。要介護者には以下のような選択肢があります。

・施設で暮らす
・自宅から通う（泊まることも含む）
・在宅でサービスを受ける

24時間スタッフが常駐する施設で介護を受けられるのは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）、グループホームなどがあります。費用負担に不安がある場合は「都市型軽費老人ホーム（ケアハウス）」を利用できます。居室にナースコールがあり、365日・24時間体制で見守ってもらえます。

自宅から通う場合は日帰りで入浴や食事、機能回復訓練ができるデイサービスや短期的に宿泊できるショートステイ、通いや宿泊、訪問がセットになった小規模多機能型居宅介護の利用が可能です。在宅であれば訪問介護や訪問介護、訪問マッサージ、家事代行といったサービスが受けられます。こうしたサービスを包括的に提供することで、身体の状態や要望、予算に合わせたトータルケアを提供できるのです。

毎日の暮らしをサポートする福祉用具のレンタル・販売

要支援・要介護の高齢者が安心して生活するのに欠かせないのが福祉用具です。介護保険を利用することで費用面でのサポートが受けられます。ソラストの福祉用具レンタル・販売のサービスを受けられるのは65歳以上で要支援・要介護と認定されている方です。レンタルと購入では対象となる福祉用具が異なるため、契約する前に確認が必要です。

また、ソラストでは介護保険を利用した住宅改修も行っているため、住宅についての悩みがある場合は、相談したほうがよいでしょう。福祉用具のレンタルで介護保険が適用されるのは車いすや特殊寝台、床ずれ防止用具、移動用リフト、スロープ、歩行器など13種類です。住宅改修で対象となるのは手すりの設置やバリアフリー化などです。

こうしたサービスを利用する際、頼りになるのが福祉用具専門相談員です。ソラストの福祉用具相談員は介助される人が自立しやすく、介助する人も利用しやすい福祉用具を提案してくれます。相談員は接遇研修や技術研修・倫理研修などを受けた人材ですので、気兼ねなく相談できます。アフターフォローについてもぬかりありません。スタッフが定期的に訪問し、用具の使い勝手や使い心地を聞いて調整します。

ソラマメ＋（そらまめぷらす）

ソラストでは介護に関する豆知識を「ソラマメ＋」として公表しています。転倒予防でできることや、介護現場でよく出てくるフレイルについての解説、自宅で認知所予防のためにできることなど介護に関する知識が数多く掲載されています。

まとめ

今回は介護福祉事業者ソラストについてまとめました。1965年に創業した同社は長年蓄積してきたノウハウと構築してきたサービスネットワークを駆使して高齢者が自立しやすい介護を推進しました。団塊の世代が介護の対象となる時代を迎え、介護に関する施設の整備や人材の育成は急務です。老後を安心して過ごすためには適切な事業者選びが欠かせません。ソラストが提供しているサービスに興味がある人は、内容について問い合わせてみてはいかがでしょうか。